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​News

11月の展示のお知らせとなります。

皆様のお越しをお待ちしております。

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柴田純椰 個展 「そよぐ光を掬い取る」

2025.10.28(火)ー11.2(日)

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​13:00-19:00(最終日~17:00)

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弊ギャラリーで2回目となる柴田純椰さんの個展となります。

壮大な作品世界を是非、間近で感じ取って頂けたら幸いです。

​皆様のお越しをお待ちしております。

【ステイトメント】

生活の中で日々感じた景色や記憶といった抽象的な認識を形として残しています。また、景色になる前の、身体の奥で響く気配や、これから出逢おうとしている痕跡を画面に留めること。

それらが絵画として立ち上がっていくことを大切にしています。

今回の作品では、より記憶の中の光や線を探りながら形として残す事に焦点を当てました。瞬くような瞬間ひとつひとつが繋がる事でやがて明確な景色へ向かっていき、その過程が自身と絵画を結ぶ道となることを願っています。

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「転転と草霞む」 410 × 318 mm,​ oil on panel

【柴田純椰 プロフィール】 

東京都出身

2018年     多摩美術大学 絵画学科油画卒業

2017年   White gallery (グループ展)

2017年     アートラボはしもと(グループ展)

2018年  マジェルカギャラリー 個展

2019年  おだわら城町アートプロジェクト (グループ展)

2022年    Gallery Dalston 個展

2023年    ACTアート大賞展 佳作

2025年    showcase by art sticker (グループ展)

「海鳴に薫る」,1000 × 803 mm,oil on canvas 

アーロ・マーフィー個展DM 2.jpg

Aaro Murphy "Reconstructions"

2025.11.4(火)ー11.16(日)

​*月曜休廊

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​13:00-19:00(最終日~17:00)

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​皆様のお越しをお待ちしております。

*会期中の11月10日には、フィンランド文化センター(東京)にてアーティストトークが開催され ます。

是非、この機会に個展とともにお楽しみ下さい。

アーティストトークでは、マーフィーは本プロジェクトの発展を振り返り、科学的・植物学的パートナーとの協働について洞察を語ります。

この度、アーロ・マーフィーによる個展『リコンストラクションズ』を開催致します。アーロ・マーフィーは彫刻・映像・香りを横断しな がら、記憶・アロマ・新たに登場する嗅覚テクノロジーの交差点を探ります。 本展の中心となるのは新作彫刻 Prototype for Listening です。ガラスで構成されたこの作品は、 温室のインフラ構造や下垂する蘭の繊細な姿勢から着想を得ており、天井から吊り下げられた ガラス容器とチューブのネットワークによって、花の香りをギャラリー空間に柔らかく拡散させます。その透明なガラス器と管の構造は、蒸留や香りの再構成のプロセスを想起させ、蘭の儚さと 香料産業における分子再構築の工業的手法とを重ね合わせます。

 

 

この彫刻と並んで展示されるのが映像作品 Phantom Bloom です。本作は、消えゆく芳香的な 風景を架空の「電子鼻」の視点から描き出します。「電子鼻」は、言語モデルと分析機器を融合さ せた想像上の存在として設定され、声優によって演じられます。ナレーションは分子レベルの精緻さと詩的な抽象性のあいだを行き来し、観客に人間と機械システムの交錯を通じて、香りがどのように保存され、また翻訳され、記憶されうるのかを問いかけます。

 

本プロジェクトは、マーフィーが2022年のレジデンス滞在中に始動させたものです。彼は高砂香料工業とのコラボレーションを開始し、ヘッドスペース法による香気採取を用いて、つくば植物園で絶滅危惧種の蘭の香りを収集しました。その生データをもとに再構築されたアロマは、蘭の痕跡として提示されます。会場に漂う香りは「根(Root)」と「花(Bloom)」に分けられ、香り採取にお ける根本的な緊張関係――すなわち、どの香りも孤立して存在するのではなく、土壌や落ち葉の 腐朽、日中の熱、季節などの要素に常に形づくられる――を浮かび上がらせます。

 

本展は東京での初公開となり、香りを記憶であり物質でもあるものとして捉えるマーフィーの探究を集約し、「匂いを聴く」ための嗅覚的アーカイブや装置を提案致します。今年初頭、大阪・万博北欧館での発表に続き、ギャラリー・ダルストンでの展示では、この進化し続ける作品群をより親密な形で体験する機会となります。この機会に是非ご高覧下さい。


 

*本展の実現にあたり、下記の方々からご支援・ご協力をいただきました

 

Olga and Vilho Linnamo Foundation , Kone Foundation

アロマ採取: 高砂香料工業株式会社

香りの構成: In’n’out Fragrances

特別協力: フィンランド文化センター(東京)、菅原俊二、トーキョーアーツアンドスペース

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透明なチューブが空気をガラスの中に送り込む。ガラスの容器のひとつには香りが入っており、空気がその香りをやさしく空間に拡散させる。

【アーロ・マーフィー プロフィール】

 

1991年  フィンランド・ユヴァスキュラ生まれ

     アムステルダム・サンドベルク・インスティテュート修士課程修了

 

《レジデンス》

2025年   Dogo Residenz für Neue Kunst(リヒテンシュタイグ、スイス)

2024年   トーキョーアーツアンドスペース(東京、日本)

2023年   サンドベルク・インスティテュート リサーチフェロー(アムステルダム、オランダ)

2022年    Tokyo Arts and Science Research Residency(東京、日本)

 

《展覧会》

2026年    個展、Forum Box(ヘルシンキ、フィンランド)予定

2025年    Reconstructions、Dalston Gallery(東京、日本)

2025年    Phantom Bloom、北欧館(大阪、日本)

2024年    Fickle (Gritty) Memory、SOLU Space(ヘルシンキ、フィンランド)

2023年    Volatile Score、Kunsthalle Turku(トゥルク、フィンランド)

2021年    Running Idle、Art Rotterdam(ロッテルダム、オランダ)

2020年    Occulting disk、Industra(ブルノ、チェコ)

2019年    Semantic Noise、De School(アムステルダム、オランダ)

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​つくば蘭(根)とつくば蘭(花)を限定販売予定(20部)です。

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Rin Northwind 4th Exhibition

グッバイ商業アート

2025.11.18(火)ー11.23(日)

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​12:00-19:00(最終日~17:00)

弊ギャラリーでは3回目となる若きアーティストRin Northwindさんの個展を開催いたします。

毎回、来場者を楽しませてくれる個性的な展示を展開しています。

今年はどんな展開を見せてくれるのか、是非ギャラリーにてお楽しみ頂けたら幸いです。

皆様のお越しをお待ちしております。

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 《Artist Statement》

アート論者は言いました
「 作風がないね 」

村人は言いました
「 おや? あなた 旅の人ですな? 」

Rin Northwind は言いました
「 超浪漫主義Ƶ を 宣言します」

次の目的地へのヒントは
いつだって村人の言葉に隠されているのです。

会場で村人Rinが待っています。

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「ゴキブリにRouge Coco 444 Gabrielle」2025

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RIN NORTHWIND


2003年 千葉県生まれ

【展覧会】

2023年:個展《1st EXHIBITION》(東京 /GalleryDalston)

    個展《the Tie》(東京 / GalleryDalston)

2024年:個展《猛毒SESSION》(台湾 / 高雄)

    ART TAIPEI 2024(台湾 / 台北)

    ART KAOHSIUNG 2024(台湾 / 高雄)

「Am I there?」2024

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​YUJI TAKANO 「Invocation」

2025.11.25(火)ー11.30(日)

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​13:00-19:00(最終日~17:00)

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高野さんの制作は写真を撮るだけにとどまらず、映し出す支持体にも滲ませたりしながら、和紙に写真を沁み込ませています。元にあった輪郭をぼかしていくことで、よりイメージが膨らみ高野さんの作品の魅力となっています。

​是非、この機会に高野さんの作品世界をご高覧下さい。

【ステイトメント】

 

安心や不安、感動といった感情の気配は、ときに理屈では説明のつかないような祈りや呪いのような行為から生まれてきた。それは、たとえ叶わないとわかっていても何かにすがり、世界とつながろうとする私たちの根源的な営みであり、制御できない自然や現象に寄り添いながら生き延びるために生み出されてきた、世界と虚構とのあいだに立ち上がる関係のかたちなのだと思う。

 

私は、写真を素材として扱いながらも、その制度や機能から離れるように制作している。

写真を溶かし、滲ませ、和紙に移行することで、そこにあった意味や輪郭は曖昧になり、代わりに気配や痕跡、

時間の重なりといった、不確かで制御できないものが立ち上がってくる。

 

それは、情報に覆われた現代の可視世界に対する、小さな祈りのような行為なのかもしれない。

感覚と虚構がつながる「新たな自然」を探しながら、その関係を手繰り寄せるために残された痕跡が、

私自身のInvocationだと思っている。

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「夕顔」インク・和紙、w37cm×h50cm、2025年

「藍の間」インク・和紙、w73cm×h91cm、2025年、

高野 勇二  Yuji Takano 

【プロフィール】

1984年 神奈川県生まれ

里山や川に囲まれた環境で育ち、自然の気配を原風景として制作に反映。

デザイン会社勤務を経て看板施工の現場に関わる中で、

素材の滲みや偶然の作用に出会い、独自の表現へと展開。

現在は「新たな虚構」をテーマに、不確実な世界を、

自身の根源的な感覚から生まれる営みを介して再構築している。

 

【個展】

2024 「素朴な光」ニュースペース「パ」

2021 「不思議な戦慄」アートコンプレックスセンター 東京

 

【グループ展】

2024 「IDEMITSU美術展2024」国立新美術館

2023 「WATOWA ART AWARD EXHIBITION」WATOWA GALLERY THE BOX TOKYO

2023「icon contemporary photography」AXIS Gallery

2023 「y-GenerationⅧ」西武渋谷店

2022 「WATOWA ART AWARD EXHIBITION」WATOWA GALLERY THE BOX TOKYO

2022 「FACE選抜作家小品展」REIJINSHAGALLERY

2022 一般社団法人日本アートテック協会「100人展」

2022 「FACE展 2022」SOMPO美術館

2021 「シェル美術展2021」国立新美術館

 

【入賞歴】

2024 「IDEMITSU美術賞2024」入選

2023  「WATOWA ART AWARD」入選

2023 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2023」多和田有希賞

2022 「WATOWA ART AWARD」山峰賞 

2021 「FACE2022」入選

2021 「シェル美術賞2021」入選

Gallery Dalston

〒130-0023 東京都墨田区立川1-11-2

Tel :080‐6108‐9556 (久保)

​gallerydalston.jpn@gmail.com

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