DROWNING MEN 勝見俊介
2024.11.26(火)~12.1(日)
*初日のみ14:00~19:00
12:00~19:00(最終日 ~17:00)
今回の展示では、かぎ編みで編んだ顔の連続パターンの編地一枚を使い、それを置いた状態で様々な形に動かし、その画像から線を写し取る方法で絵の作品を制作しました。
写し取った模様の周囲に、ぼかしで着色することで水面に浮かぶ浮遊物のように見えたことから、等高線を見るように、どこに水が溜まるかをそれぞれの編地模様からくみ取り着色する事で、偶然できたオプアートのような作品が出来ました。
前回の展示までは一つの編地で一作品作っていましたが、自分の作る編地は動かすことで形が変わる所が面白いと思っており、その点が少しもったいないと感じながら制作をしており、それを解消する目的から、一つの素材から複数の作品を作る今回のような作品になりました。
絵の作品は初めてでしたが、元々手描きの図から編んでいるように、絵から糸、そして糸から絵、というような行き来があってもいいのではないかと思うようになってきました。
私は今回の作品が水面の浮遊物の様に見えましたが、見る人により色々な見方があると思うので、その辺りを見て頂きたいです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
終了しました。
「DROWNING MEN]」 2024年 アクリル キャンバス 130.4×97cm
「DROWNING MEN]」 2024年 アクリル キャンバス 130.4×97cm
勝見俊介 プロフィール
1983年生まれ。新潟県在住。
洋裁を学んだ後、ニット会社に入社。そこでニットの面白さを知り、会社退社後、編み物教室で編み物を習い、2019年より手編みと機械編で制作したニットによる衣類の展示を始める。2022年よりファインアートの制作も始める。
【展示歴】
2019年 ギャラリーやまぼうし 個展 新潟市
2021年 ギャラリーやまぼうし 個展 新潟市
2022年 BAUHAUS 個展 新潟市
2022年 「SICF23」スパイラルホール 東京
2022年 「害蟲展」(東京、神奈川、大阪巡回) 優秀賞受賞
2022年 西脇市サムホール大賞展 入選 兵庫県 西脇市岡之山美術館
2023年 ギャラリー東京ユマニテbis 個展