haruka hoshi / めい。/ Tomoka
ars communications
produced by Hiroyoshi FUKAMACHI
2024年3月19日(火)− 3月24日(日)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
皆様のご来場をお待ちしております。
☜詳細はリンクのページよりご覧ください。
Openness to experience展 開催にあたって
行動遺伝学や進化生物学などの最先端の科学やビックデータによる人間の行動データの蓄積により、'私'の「心」の正体を私も含めた誰よりもAIが知っているという時代が到来しています。心理実験の再現性が低いことが明らかとなり、これまでの心理学が見直され、心が自然科学の対象となった現在。'私'はどのように自分のパーソナリティを知り、自分の物語を創造するのでしょうか。
パーソナリティ心理学では、拡散的思考、芸術的感受性をはかるものとして、「経験への開放性(Openness to experience)」という要素を提示しています。たとえば、解説文のない一枚の抽象作品を見て、私たちは何を感じ取ることができるのでしょうか。開放性の高い人は、その作品からさまざまな連想が湧き出てくるのでしょうか。
本展では、決して言葉で伝えることが得意とはいえない作家の「心」を、皆さんの経験への開放性に照らして明らかにしていただきたいのです。作品を制作する行為とは何か、あらためて考える機会をいただきたいと思います。
〈文責 深町浩祥〉
各作家プロフィール
🔳haruka hoshi
2001年生まれ 都内大学文学部人文学科在学中
2023年 グループ展「parallel times」valor lab.根津,東京
🔳めい。
2001年生まれ 都内大学心理学部臨床心理学科在学中
🔳Tomoka
1997年生まれ 一般大学在学中よりイラスト制作開始