Rin Northwind

 

【プロフィール】

 

2003年生まれ

 

自身のアーティストとしての本質は「小学生の夏休みの本気の自由研究の続き」であると評し、

アート・デザイン・エンターテイメント、それぞれが交わる部分での独自の表現を研究課題として、純粋に関心の赴く先をテーマに日々制作活動に励んでいる。

 

2023年 個展「1st Exhibition」(Gallery Dalston)

 

 

【今展の見処】

 

私にとってのネクタイは、単なるファッションの一環という認識から始まりましたが、そもそもネクタイを着けることの意味や、形状、TPO、歴史に及ぶまで、知れば知るほどに興味は深まり、その不思議さに嵌っていきました。

 

今展「the Tie」では、タイトルが示す通り、100%ネクタイにフォーカスしています。

 

ネクタイからの視点は常に装着者の視点と同じであることに着眼し、装着者である主人と共に観てきた世界や時代、共有した出来事や感情を想像し、そのストーリーをネクタイ自体のデザインとして落とし込むことで、

「従来のネクタイ＝アイテム」から

「鑑賞するネクタイ＝アート」へ昇華させる試みになります。

 

全10点のネクタイ作品には、今展での鑑賞順となる番号と作品タイトルがあり、

展示全体を通して１枚の音楽アルバムを聴くように、一本のオムニバス映画を観るように、そんなイメージで構成しています。

 

20歳となって早10ヶ月。

その期間の情熱は全てネクタイに捧げました。

そしてネクタイに関しては燃え尽きました・・・

 

おそらく私にとって最初で最後のネクタイ展

 

「the Tie」

 

魂の10作品を是非直に見て感じていただければ幸いです。

ご来場お待ちしております。