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終了しました。

ー積み重なる地点ー 

 

柴田貴史・松山五番街・ぽち

2024/9/24 (火)-10.6 (日) *月曜休廊

13:00-19:00(最終日は17:00まで)

初日よりオンラインショップをオープンいたします。

柴田貴史・松山五番街・(イラストレーター)ぽちによる3人展「積み重なる地点」を開催致します。


柴田は幼い頃の記憶を辿りながら、夢と現実の往来によって不思議な魅力溢れる世界観を描いています。彼が描く世界の住人と一緒に物語を辿ってみると、ユニークで楽しくなり、隠された色々な発見を見つけるとワクワクしてきます。
また、松山五番街は建物や植物などを極密で繊細なタッチで積み重ねて描いています
。彼女はそれらを想像上にて繋げ、見たことのあるようなどこにもない不思議な世界観を作り出しています。彼女の作品を見ているとどこか懐かしさを感じさせ、ホッと安堵する心持ちを抱かせてくれます。ぽちは、幼い頃夕暮れの電車の車窓から見た、無限に広がる屋根の絨毯とそこに毛細血管のように広がる温かい街灯りの記憶もとに作品を描き続けています。街に行き交う人々の温かな暮らしとぬくもりがそこにあり忘れてはいけない心の灯びのように思います。

 

この3人の世界観を重ねてご覧いただくことで、新たな発見と出会いがあると幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

柴田貴史「世界のお庭II」H318×W410mm  油彩 キャンバス 2024年

柴田貴史 / SHIBATA Takashi

 

【プロフィール】

1984年 栃木県生まれ

2007年 桜美林大学国際学部国際学科卒

 

【展覧会】

(個展)

2024年      いつか流れ星になってしまうこの星で (SAN-AI GALLERY/東京)

                 よなよな (ART HOUSE/大阪)

2023年    みんな星を見てる (SAN-AI GALLERY/東京)

2022年    真夜中 (DORADO GALLERY/東京)

 

(グループ展)

2024年    KONSHIN  (gallery UG Tennoz/東京)

       ほりたよしか Enjoy! Aging! コラボ!コラボ!コラボ! (PARK HOTEL TOKYO/東京)

                 いんすぴ これやん展 vol.5   (PARK HOTEL TOKYO/東京)

                 meets! art 2024  (グローバルゲート/名古屋)

                 Mango art festival  (River city BANGKOK/タイ)

                 ROAD to A2A (A2A Gallery/東京)

                 ねこ会議 (REIJINSHA GALLERY/東京)

2023年      台中藝術博覧會 (The Lin Hotel/台中)

                 银装素裹~日本艺术家联展~ (BEIJING 798/北京)

       これやん いんすぴ展vol.4  (PARK HOTEL TO KYO/東京)

          池袋アートギャザリング 2023   (東京藝術劇場/東京)

       コンシン展  (gallrey UG/東京)

                 A4 Wall matsuya Ginza  (松屋銀座3階/東京)  

2022年      柴田菜月・柴田貴史 二人展  (Karuizawa new art museum/軽井沢)

 

【受賞歴】

2023年    池袋アートギャザリング2023 奨励賞

2021年    Independent Tokyo 2021 審査員特別賞

2020年    第72回 栃木芸術祭美術展 奨励賞

 

【ステイトメント】

 

真夜中のカーテンの向こう側をテーマに油彩で制作をしています。

もしかしたらカーテンの向こう側は世界が一変しているかもしれない。

子供の頃そんな風に考えて眠れなかった真夜中の世界が、カーテンの向こう側に今もまだあったらと制作しています。

 

紛争や災害など目に映る世界が辛い現実ばかりなので、作品の中だけでも子供の頃に夢を見た優しい世界をいつまでも描いていきたいです。

松山五番街「黄色い電車の走る町」アクリル絵の具・木製パネルに綿布、2024年

松山五番街

 

細さ0.1mmほどの細密な線で積み重なる街を紡ぐアクリル画家。

テンペラの画法のエッセンスも取り入れハッチングやなどを駆使し日々描き続けている。

 

【プロフィール】

2018年 武蔵野美術大学大学院修了

 

【展覧会】

 

2019年    INTERART7にて個展(東京、日本橋)

2020年    GalleryTK2 にて個展(東京、日本橋)

             三越アートゲートプログラムオークション入選、出展(東京)

2021年       GalleryTK2にて個展(東京、日本橋)

           金魚空間にて出展(台湾)

2022年       アートフェア東京出展

           日本橋三越にて出展(東京)

           GalleryTK2にて個展(東京、     日本橋)

2023年       日本橋三越にて出展(東京)

           アートフェア東京出展

           GalleryTK2にて個展(東京、 日本橋)

              Gallery Dalstonにてグループ展出展(東京、清澄白河)

2024年        GalleryFieldにて出展(東 京、江戸川橋)

                     台湾芸術博覧会出展(台湾))

【紙面掲載

2020年     月刊美術デビュー 入選

2021年       美術雑誌月刊アートコレクター紙面にて完売作家特集掲載

 

 

【コンセプト】

 

作品内のところ狭しと積み重なる建物と植物と水からなるランドスケープは作家が構築した想像の場所だがどこか懐かしさを感じさせる。

 

町も人も過去には戻れないが思い返すと色んなことがあった、こんな場所があったと懐かしむことができる。

どこか自分のことではないような懐かしさが積み重なり今を造っている。

 

作家自身が作品を見返した時、この建物を描いた時あんなことがあったと直接的には関係のない現実をリンクさせて思いだしたりする。

その時たしかにこの記憶は自分の記憶だと認識できたりもする。

 

作品の空想の街が誰かが何かを感じたり、懐かしんだりできる誰かの癒しになればと思う。

ぽち「今年も夏がやってきた!」A3  デジタル(ジークレー複製原画)2024年

ぽち   twitter : poti1990

【プロフィール】

1990年大阪府生まれ。

普通科大学に在学中から独学で技術を学び、自治体職員と風景イラストレーターを兼業ののちに独立。

イラストレーターの活動と並行して、2010年以降創作世界「廃坑の街」の情景を描き続けている。

 

【個展】

2019年 「暮らし灯る街角から」古民家茶屋花乃舎(兵庫)

2022年 「灯陽の街角にて」土筆GALLARY(愛知)

 

【グループ展・アートフェア】

2019年「アートフェス鎌倉」アイザ鎌倉(神奈川)

    「2週間展」ミレージャギャラリー(東京)

    「一期一会展」KIFORK AKIHABARA(東京)

    「東京展コミックアート in 南牧村 18人の若き絵師たちの競演」南牧村美術民俗資料館(長野)

2020年「2週間展」ミレージャギャラリー(東京)

2021年「つくしブックカバー展」土筆GALLARY(愛知)

2022年「2週間展」ミレージャギャラリー(東京)

2023年「2週間展」ミレージャギャラリー(東京)

2024年「FIREFLY ACG FESTIVAL」广州保利世贸博览馆(中国・広州)

    「2週間展」ミレージャギャラリー(東京)

    「夏色ハーモニー」ギャラリー自由が丘(東京)

 

【受賞歴】

2022年「第48回美術の祭典-東京展-」奨励賞

 

【画集】

2018年「廃坑の街 ぽち作品集&作画テクニック」(玄光社)

 

【コンセプト】

 

幼い頃夕暮れの高架線を走る京阪電車の車窓から見た、無限に広がる屋根の絨毯とそこに毛細血管のように広がる温かい街灯りの記憶。

転勤族の家庭育ちで「故郷」を渇望していた自分にとり、この記憶の原風景が自然に形となったのが、「人の暮らしの温かさ」をテーマに14年描き続けている創作世界「廃坑の街」です。

 

街は、何百年何千年もの長い長い人の暮らしの積層の上に成り立っていて、その歴史の地層こそが、そこに生きた人々の様々な想いが今を生きる人の暮らしと重なり、そしてまた次の世代へと受け継がれていく「街の生命」そのものだと思います。

こうした連綿と続く人々の暮らしの温かさを、絵画という想像の窓の向こうに広がる街に灯し続けていきたいし、いつか振り返った時にその窓の向うに灯る数々の灯が私の故郷となっていると信じています。

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